中古の一戸建てって、大きい地震がきても大丈夫? 見えないところがぼろぼろだったりしない? リフォームをすれば大丈夫と聞くけど、なんとなく心配… そんな不安に応える制度が「認定長期優良住宅(増改築)」。 基準に沿ったリフォームをすれば安心して長く住める家になります。 補助金や金利優遇など、資金面でのメリットもあります。
補助金がもらえる! 「長期優良住宅」リフォームで
中古の一戸建てって、大きい地震がきても大丈夫? 見えないところがぼろぼろだったりしない? リフォームをすれば大丈夫と聞くけど、なんとなく心配… そんな不安に応える制度が「認定長期優良住宅(増改築)」。 基準に沿ったリフォームをすれば安心して長く住める家になります。 補助金や金利優遇など、資金面でのメリットもあります。
一戸建ての骨組みは住宅を支えている大切なところですが、外からは見えません。 古い家ほど、見えないところが心配なもの。そんな心配を解消してくれるのが 「長期優良住宅(増改築)」の認定制度です。
「長期優良住宅」で中古住宅が認定されるためには、専門家による インスペクション(住宅診断)が必須です。その上で、必要な性能向上のリフォームをして 耐震性や劣化対策、省エネ性能など一定の基準をクリアすることで長期優良住宅として認定されます。
今回できた認定制度とは別に、以前から「長期優良住宅化リフォーム」という国の補助制度があり、基準をクリアすると、 リフォームなどにかかった費用の3分の1(上限150万円)の補助金が出ます。認定長期優良住宅型に認定された場合は、 200万円の補助金がもらえます。さらに、三世代同居対応改修工事を実施することで最大250万円の補助金を受け取ることが可能です。 さらに、認定長期優良住宅型に認定されかつ、省エネルギー性能を高めた住宅は最大250万円の補助金、こちらに三世帯同居対応改修工事まで 含めた場合は最大300万円の補助金を受け取ることができます。また、中古住宅を購入してリフォームする場合に、「フラット35」 (全期間固定金利の住宅ローン)を利用すると、リフォームして今回の制度に認定された住宅は当初10年間の金利がマイナス0.5%※となります。
※この他、外壁屋根の改修工事やバリアフリー工事、
長期優良住宅に認定されるための流れは下図のとおりです。
まずインスペクターによって住宅を調査してもらい、リフォーム会社に性能向上のための設計など
書類を作成してもらいます。書類を備えて所管行政庁に申請、書類審査に合格すると、性能向上を含むリフォームや増築を行います。
工事が完了すると所管行政庁に報告し、かつ将来にわたるリフォーム会社による点検や補修についても報告を続けます。
長期優良住宅化リフォームは、技術力が高く、大規模リフォームを得意としている会社を選ぶことが肝心。
また、どの会社でも補助金をもらえるわけではないので、事前に確認することも大切です。